APIモニタリングのパイオニアであるAPImetrics Inc.と、APIプライバシーとセキュリティのリーダーであるContxt Ltd.は本日、両社の専門知識と革新的なソリューションを統合することに合意したと発表しました。今後、両社は一体として、APIをプロダクトとして提供する企業が直面する課題に取り組んで参ります。
APImetricsは、オープンAPIエコシステムが直面するパフォーマンスとコンプライアンスの課題に取り組むために設立され、特に規制産業に対して、APIの品質を継続的に検証することに貢献してきました。
Contxtは、データの安全性、脆弱な認証、堅牢なコンフォーマンス・トラッキングに特に重点を置き、この分野で10年以上にわたる豊富な経験を持っています。
The Open Identity Exchange の副会長であり、両社の取締役会アドバイザーを務めるドン・ティボーは、次のように語っています。
「両社の能力を統合することで、今後、API利害関係者全てのニーズを満たすプラットフォームを提供するチームになり、この会社をワールドクラス企業とし、業界のリーダとなることでしょう」
両社は、統合後、エンドツーエンドの可視性、プロアクティブなセキュリティ対策、およびAPIの包括的な監視機能を企業組織に提供することを目指しています。このプラットフォームは、企業がAPIパフォーマンスを最適化し、セキュリティリスクを軽減し、規制へのコンプライアンスを確保し、卓越したユーザー体験を提供できるよう支援していきます。
APImetrics社のCEOであるDavid O'Neill氏は、次のように語っています。
「我々の共通のビジョンは、包括的なAPIモニタリングと強固なセキュリティ対策を組み合わせた統合プラットフォームを企業に提供することです。 リアルタイムの可視性、プロアクティブなセキュリティ評価、実用的な洞察を提供することで、企業はAPIサプライチェーンのあらゆる面で信頼性を確保することができます。」
Contxt社のCEOであるMayur Upadhyaya氏は、付け加えて、次のように語っています。「この合併は、両社だけでなくAPI業界全体にとって重要なマイルストーンとなります。私たちは、API開発チームがビジネス価値を創造できるよう、パフォーマンス、セキュリティ、コンプライアンスに重点を置き、APIをプロダクトとして開発する企業の重要なニーズに対して、強力なソリューションを提供していきます。我々の専門知識と技術を活用することで、我々は、現在そして将来にわたって、イノベーションを推進し、APIプロダクトをサポートする体制を整えることができました。」
新会社はシアトルに本社を置き、ロンドン、エジンバラ、オレゴン州ポートランドにオフィスを構えます。新会社は、既存の顧客ベースへのサービスとサポートをこれまでどおり継続する一方、市場の進化するニーズに対応するために提供するサービスを拡大して参ります。
この合併は、通常の手続きと規制当局の承認を条件とし、2023年10月1日までに完了する予定です。
APImetricsについて (https://apimetrics.io/)
APImetricsは、APIエコノミーのモニタリングにおいて、従来のツールでは開発者に影響を与えていたAPIに関連する問題を完全に見逃していた、という課題に着目して設立されました。APImetricsは現在、世界中に数百のユーザーを持ち、フィンテック、エンタープライズIT、IoT、通信等の各分野の有名企業が顧客です。
Contxtについて (https://bycontxt.com/)
ContxtはAPIセキュリティサービスのリーディングプロバイダーであり、エッジからアプリケーションまでエンドツーエンドの可視性を提供しています。同社のソリューションはAPIを継続的に監視し、個人データの漏洩の検出やセキュリティの劣化の防止を行ないます。また色々な環境下で横断的にAPIを比較し、既存のワークフローとシームレスに統合して実用的な洞察を提供します。「シフト・レフト、シールド・ライト」アプローチにより、Contxtは、機密データがお客様のインフラから漏れることがないようにし、データプライバシーとセキュリティの確保に貢献します。
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